にしても、走り疲れたわ! 「アツくんもうあたしグロッキー!」 「待ってもうすぐまけそうだから」 急に進路を変えると、適当な教室に入る。 「はぁ、はぁ……ぜぇ」 「お疲れ~」 多少首に浮かんだ汗を拭った。 「疲れた…疲れすぎた…」 「あのー…タピオカ飲んできます?」 「はいぃ…」