「あ、アツくん帰ろっか」 「…秋穂ちゃんに一個謝らなきゃいけないことがあるんだけど、それ言ってからでいい?」 謝らなきゃいけないこと? 「大丈夫だけど…?」 もう空は真っ暗で辺りは静かで。 いつもの公園のブランコに座った。 「ごめん!秋穂ちゃん」 パンッと手を合わせつアツくん。 「え?」 「俺に好きな子なんていません!」 「…えぇ!?」