「お、やっと起きたか~」 「大丈夫?寝てなよ」 普段より髪が落ち着いていて、少し寝癖がついてる。 「あれ…俺…」 「高熱出してぶっ倒れたの」 隆裕の顔が固まった。 「まじか…」 「隆裕おなかすいてる?」 小さく頷く隆裕は机を見る。 「………くるみ教えてたの?」 「まーね」 「………」 「タカ?」 何かあったのかな?