隆裕… 「くるみ先輩、ありがとうございました!」 「うん、行っておいで」 会いたい。 ちゃんと話したい。 伝えたい。 もっと近付きたい。 胸がいっぱいになりながら、生徒会室へと走る。 「隆裕………ってあれ?」 そこには、隆裕1人が生徒会長の机で伏せて寝ていた。