「学校、アツくん辞めさせないから」 「…お前ならやりかねなさそう」 今更、アツくんが調子がおかしいのがわかった気がして。 「アツくん」 アツくんはやりにくそうに笑う。 相変わらず、赤髪が似合うなあ。 「陵がさ…何となくわかったんだろうな。俺だけ退学になって、終わらせようとしてること」 その言葉に目を見開く。 「合宿なんて行かなきゃよかったな。」 「…そんなに、嫌だったの」 アツくんは首を傾ける。