「ねえねえ隆裕」 隣にもたれかかると、「ん?」と答える。 「楽しいね、こんなの久々じゃん」 「…そうだね。秋穂とゆっくりするの久々だな」 髪の毛をくしゃっとされた。 ノートに散らばるきれいな字とか、 最近ペン買い換えたんだとか なんとなく小さな発見が嬉しくさせる。 「あーきほ」 頭に乗せられた手が少し動く。 「ありがとね」 その言葉に隆裕の方を向いた。