「やりたいこと見つかってたら俺の髪も黒かったのかねえ」 「隆裕は茶髪だけどね」 「…そういうことじゃねえよ。もうお前戻れ」 本格的な呆れ方!!! 「なっ…今更戻れる訳!ぎゃふっ」 突然背中に何か重い物がのしかかる。 「浮気な上におサボり?」 間違いなく、生徒会長の声だ、うん。 「まったくもう。ちょっと来ましょうねー」 立ち上げられて腕をぐいぐい引っ張られる。 眉毛がピクピクしてたから相当機嫌が悪い。 って当たり前か。