「わたし、佐原 楓。
楓って呼んでね!!」

大きなくりんとした目が
特徴的な可愛らしい
女の子が笑顔でそういった。


「俺、天宮 太陽。」

楓の隣にいた男の子が
素っ気なくそう言った。

オレンジの明るい髪が
特徴的な太陽は日本人
場馴れした綺麗な顔立ちをしていた。