泣きじゃくるわたしが
連れて行かれたのは

陽の光園という親に捨てられた子が暮らす孤児園。


そこにはたくさんの
親無し子たちがいた。

「ミレイちゃん、今日からここににるみんなが家族よ。わたしは基山 瞳。瞳姉さんって呼んでね。」

女の人…瞳姉さんは泣く
わたしに優しくそう言った。