「痛いっ!!」

突然右目に激痛が
はしった。

慌てて右目を抑え左目で
手のひらをみると真っ赤な血がついていた。

ガラスが右目に刺さった
ようだった。


激痛をこらえながら
左目で辺りを見渡すと
チームメイトたちが
倒れていた。


「うっ…」

うめき声に前方をみると
アークとガルアが倒れていた。


「アーク!ガルア!しっかりして」

慌ててわたしは駆け寄った。

竜巻はおさまり砂ぼこりで辺りがよくみえない。