コツンとつま先に何かがあたった
それはそれは首
別に首だ
首だぞ?
なのに、なんで、なんで
なぁ、なんで、あんたがそうなってんだ?
なぁ、汐。
それはつま先にあたったのは恐怖と言う恐怖に目を見開き叫んだのだろう口を大きく開けた醜い醜い汐の首だった
汐の首
だけど、俺は冷静
見下す俺の目はさぞ冷ややかだったろう
「エレン、その…」
「あぁ、この首は汐だ。鉈で斬られたのか?にしても傷口がへしゃげてる。鋸?」
「……エレン」
哀れむような視線が俺の背中に突き刺さる
そんな目で見んなよな
俺はそんなにも常識外れなのか?
「エレン、私も検証してみよう」
「………あぁ、頼む」
キツキはいい奴だ
なんだよ
そのまま哀れんでりゃいいのに…
「俺も他ので検証しよう」
手にしていた首を床に落とし他のに取りかかる
ボトリ
椿の花が落ちるのは人の首のようだと
あぁ
その通りだよ
まさにその通りだ
