「あー、実羽?」
さーちゃんが何か言いにくそうな表情で、私に声をかける。
由宇ちゃんも気まずそうな顔をしている。
「ごめんっ放課後は部活あるからちょっと……」
「あ、そっか。うん、だいじょうぶだよ。2人とも部活出て」
「ごめんねー、遅れた上に放課後も出れないって…」
さーちゃんの次に由宇ちゃんが謝る。
「ううん、大丈夫大丈夫!そこまで大変な作業じゃないから。部活頑張って!」
バレー部厳しそうだしな……
「じゃあ、帰りのHR終わったら、俺のクラス寄って」
……ん?
突然杉宮くんがそんなことを私に言った。
「え、えっと…なんで?」
「俺も手伝う」
「い、いやいや、悪いよ!さっき手伝ってもらっただけでも十分!」
私はそう言いながら、首を横に振る。
委員じゃないのに放課後まで残らせるなんて、申し訳ない。

