月日が経つにつれて、私は輝をもっと好きになっていった。
と同時に会いたくて会いたくて仕方がなかった。

毎日メールだけのやりとり。
嫌ではないが、やっぱり会いたい。
なるべく会える日を作ってみるがなかなか輝が忙しくて会えない。

奈「はぁ…」

藍「ため息つくなよ」

奈「会いたい」

藍「仕方ないさ 」

奈「わかってるよ、ばか」

藍「外国行く前に会えたらいいな。」

そう、実は、輝は色々な事情で外国に行っちゃうのである。

私は苦笑しながら

奈「うん。」

としか言えなかった。