「………………夏那」






「大丈夫!?夏那ちゃん!!」













意識が、戻った。






私の目の前には、翔と、坂井先生。













私は起き上がろうとした。







ズキッ




「痛っ………………。」








後頭部に、激しい痛みを感じた。











「夏那ちゃん、まだ横になっててね?」












「うん……。」