「見えないよ?」 関口はあたしに近づいて、口を抑えた手を掴まれた。 その瞬間、腰をくすぐられた。 「いや、ちょっと!くすぐったい!!どこ触ってんの変態!!」 「あった!えくぼ」 「え?」 ひきつった笑顔のあたしに 関口が左の頬のえくぼに、ちゅ、とキスをして そのままあたしの左耳に『好き』って、囁いて 耳、キスされた。