高校生活が始まって
初めての冬が近づいてきた。


もうすぐ12月になる。


「超さむいんだけどーー!
明日からタイツじゃなきゃむり!」


授業中前の席のゆうこが言ってきた。


「そーだよねー。
紺ソは耐えられない。」


ゆうこの隣のさきが言う。


「ねー!れなもそう思わない??」


話題があたしにきた。


あたしの名前は岩島れな。


高校一年生。


性格は周りに合わせるタイプ。


「みんながタイツするならタイツにする。
紺ソなら、紺ソにする。」


あたしは笑顔で言った。