「~~~♪・・・」

   歌い終わって、すっきりした時、

   パチパチパチパチ

   何処からか拍手が聞こえる。
   振り返ると、この屋上に出るドア
   の上に私を見て微笑む
   イケメンがいた。

   ・・・って!今の歌聞かれてた!?
   うわ~・・・はずっ。

   自分で真っ赤になってるのが
   分かる。恥ずかしくて俯いた。

   「くっくっくっ。ゆでだこみたい。」

   イケメンさんがそう言いながら
   私の所に来た。

   そして、両手で私の顔を
   自分の顔の方に向ける。