けれど
崩れ行く私のこころとは裏腹に


いつも私は
薄く儚く微かな色で
構成されていたのだった。




この、薄い色が憎い。
この、儚い色が憎い。
この、微かな色が憎い。


憎しみばかりが
募っていく。