私は、政府の国家プロジェクトで作られた
たった一体の成功体。

本当は、もっといたけど、みんな、何かしらの理由ですべて処分されてしまった。

私は人造人間だけどココロがある。


そして、立派に名前も。
人間じゃないのに。

私を作った研究者たちには、

「お前は人間じゃない!
お前は政府のために作られた
人造人間だ!
お前は政府のために働いていれば
いいんだよ!」

と、言われ続けた。