ウィーン


来た。

この音と共に次々と、私の後ろから
防火扉がでてくる。

これで、しばらくは、時間稼ぎができるだろう。



バンッ


ツッッッ!!



チッ油断した!

もうこんなところまで来てるとは、
私は人造人間だけど一応、痛みは感じるし、ちゃんと機械のあいだには、肉と血がある、そのせいで血もでて来たし、何よりものすごく痛い


だがいまは、そんなこと気にしているひまはない。

私は構わず走り続ける。