手がみえる これは誰の手だろう これは… 私の…手? 見馴れた白い手ではなくそこには人とよべる指の長い手があった 『ここは…』 はっ、と自分の一言に驚いた コトバを話せる…? そんな時ある光景が頭をよぎる 六花 オカアサンと君が車に跳ねられた オトウサンの時のように私は2人を守ることができなかった 『…ハク…』 誰かが私を呼んだ 『ハク、時間がない 早くミノリを俺のところに…』 私はミノリと優しく呼ぶ声の主が君のオトウサンだと気がついた