魔王から、命令メールがくるようになってから、3日目がたった。

いきなり携帯が鳴った。

命令その6
クラスの笹山が一日魔王になって、クラスの奴らはそれし従え。

学校に行くと、笹山が「桜井は心臓発作で今すぐ死ぬ。」

バタン、桜井がいきなり苦しみだした、
だめだ、もう、死んでいる。

何て事いうのよ。笹山のせいで桜井さんが死んでしまったじゃないのよ。

女子だちが怒る。

しょうがないだろ、こうしないと、
俺、魔王に殺されるだろ。

その時、携帯が鳴る。

命令クリア 服従確認

何なんだよ、このゲームは、ありえないだろ。

皆もそう思うだろう。僕は必死に訴える。

だか、皆は聞いてもらえなかった。

その時、僕は一人の女子としりあった。

それは、同じクラスの美香だった。

蓮君、こんなゲーム、早く終わらせるようにしないとダメだよね。

当たり前だろ、僕は言う。

そうだ、僕の家来いよ、美香。

えっいいの。美香は僕に聞く?

いいよ。怖いんだろ?このゲームが。

うん、怖い、クラスの皆がどんどんおかしくなっていくのが。

それから、美香は僕の家に泊まっていった。

それは、美香と一緒に登校している時だった。

意識がふっと消えた。

目が覚めると、動けなかった。

手を縄で縛られていた。目の前には、クラスの男女か数人いた。

蓮何でしょ?魔王は?

何でだよ、僕は魔王じゃない、信じてくれよ。僕は訴える。

信じられるわけないでしょ。この、命令メールが来たんだから。

雨宮 蓮が魔王だ、裏で全部操っている。
そう、書いてあった、そのメールには、

僕は何も言い返せないまま、監禁されてしまった。

それでも、脱出しようと、何度もした。
それから、一時間後、やっと、手の縄がほどけた。

ガン

本棚に僕はぶつかってしまった。
古い写真が落ちてくる。

よく見ると、そこには、美香が写っていた。

何でだよ、何で美香が写っているん、だよ。あり得ないだろ。僕は、取り乱す。

その時、僕は確信した、美香が魔王だったんだ、命令メールを出したのも、全部…。美香さえ、居なくなればこのゲームは終わる。僕はそう思った。

美香の携帯が鳴る、蓮!
今どこにいるの?ずっと探していたんだよ。

美香、今すぐ教室に来てくれ。
待ってる。携帯がきれる。

がら、美香がドアをあける。

良かった。蓮、心配したんだよ。

美香だったんだな、魔王は蓮が言う。

いきなり何?美香が蓮に聞く。

この写真を見てくれ。蓮が言う。

これ、美香だよな?何でこんな昔の写真に美香が写っているんだ?

美香、何だよな、魔王はそうなんだろ。

だから、美香には、ここで死んでもらう
君のためにも、皆のためにも。

蓮の手にはハサミが握られていた。

やめて、蓮、私じゃないの、本当に違うの、

そんなの信じられるわけないだろ。
さぁ、早く死ぬんだ、美香

早く

美香がハサミを蓮に向けた時だった。

蓮はふっと消えてしまった。

美香は泣き崩れる。その時、携帯が鳴った。

雨宮 蓮服従確認。

何で、何で

美香は叫び続ける。

未来ゲーム完