「俺は喜谷 蓮。よろしく」 無愛想にそう言った彼は紛れもなく毎日朝見て来た彼だった。 色素の薄いサラサラの髪に二重のまぶたの長いまつ毛が風になびかれていた 綺麗 男の人に思ったのは初めてだった 「俺は水沢 柾!まさきって呼んで!まじで君俺のタイプ!よろしく!」 この人はなんだかすごく人懐っこい。まさき…君は、かっこいいんだけど、かわいいって言うか…でも女の私が申し訳なくなるほど愛想もいい。