名前を見なくても分かる


絶対あいつだ


「蓮...」

「開いたのか?」


私は頷く事しか出来なかった

「何て?」

「逢いにいくって。どうしよう私怖いよ」

私がディスプレイを見せるとすぐに蓮は抱きしめてくれた