「き?瑞希!!」

私が振り向くと葉月が心配そうな顔をして駆け寄って来た

「葉月?なんで?」

「塾の帰り、それより何で?どうしたの?額から血出てるし、何があったの?」

あたしは今までの事を全部葉月に説明した

葉月は涙を流しながらずっと聞いてくれた

「ごめん、気づけなくて。ごめんね、こんなになるまで」

「ずっと言わなくてごめんさい」