「おはよー」
「おはよー」

今日もいつもと同じように登校する。

周りにはたくさんの友達は…



いない。

友達っていう存在がいない。


「加藤さんっていつも一人だよねー」

「うんうん。それになんか近づきがたいよねー」

「わかるー!この前なんかハンカチ拾ってもらったからお礼言ったら無言だったよ!」

「「「そっけないよねー」」」


陰口…

これもいつものこと。あともう一つ。
そろそろ来ると思う。