幼い頃の小さな約束




あたしは赤くなった頬を隠して、手を後ろに組んで体をモジモジし始めた。


そして、恥じらいの笑みを見せて小声で呟く。






「へ、変なこと言うな・・・。勘違いするでしょ!」




京香に言われた、上目遣いってやつをやってみる。


これ、効果あるのかな・・・?




あたしがやっても、気持ち悪いだけなんじゃ・・・?


ほら、客の男も固まっている。













「か、可愛い・・・」