「あちゃ~、やっちまった…」 あたしは頭の後ろに手をやり、再びベッドに倒れこむ。 その途端に、また宙にふわりと浮かぶプリント達。 それらを無視して、朝の写真を見つめる。 写っているもう一人の少女は朝とは違い、なんだか見たような気がした。 …でも、やっぱり思い出せない。 頭の中で、何かが光っている。 それがなんなのか、一向に分からない。