「うん!クラスに優しい子がいたんだ!!」 あたしは、満面の笑みで頷いた。 あたしのその言葉に、お母さんはさらに笑みを強くした。 お母さん、そんなに心配してくれたんだ…。ありがとう。 二人で笑い合っていると、突然ポケットが震えた。 理沙からの返信かなー、と携帯電話を開くと見たことのないアドレスだった。 本文を読むと… 「……えっ……?」