「ゆきは、どんな思いで、あたしの傍にいたんだろっ・・・」 きっと、辛かっただろう。 誰だって傷つくに決まってる。 ゆきは、寂しかったんだ。あたしが忘れていることに。 「ごっ、ごめんねぇ・・・。ゆき・・・!」 あたしは、涙が止まらない。 あたしが泣くのはおかしいけど、涙の止め方を、あたしは知らない。 あたしは一時間ぐらい入ってしまい、若干のぼせ気味だった。 それでも、少しスッキリしたのは、事実だ。