幼い頃の小さな約束





「ち、違うよ!京香が変なふうに、言っただけで!」


「でも、キスをみんなが見ていたのは、本当のことではありませんか」




京香はニヤリと笑う。

そうじゃなくて!もし、今でも亮太のことを好きだったら・・・!




あたしは、顔面蒼白になった。






次の瞬間、あたしの手には小さい手が添えられていた。

ゆきの手だった。







「良かったじゃん!ラブラブで良いね~」