幼い頃の小さな約束





すごいよ、理沙。

あたしも昨日、ずっと一緒にいたのに。




全然、分からなかったよ・・・。





理沙は泣きながら、ニッと笑った。

その笑顔は、強い女の子の象徴のような笑顔だった。





「当たり前でしょ。何年、一緒にいると思ってるのよ・・・」




そう言って理沙は、涙をゴシゴシと拭った。

そして硬い表情を作ると、京香ちゃんを呼んだ。







「・・・京香。あたし、ちょっと抜けて平気かな」