幼い頃の小さな約束





「それと、ごめんはもう無し!お礼を言われるほど、大したことしてないから」




理沙はそう言って、あたしのおでこをさすった。


あたしは気持ちよくなって、目を閉じる。





理沙はクスリと笑うと、優しく撫でてくれた。

つくづく理沙は、優しいと思う。






理沙はあたしを撫で終えると、周りを見渡した。






「それにしても、男しか来てないね。やっぱりメイドだからかな?」



その言葉に、あたしも周りの様子を見た。

確かに、お客さんは男の人しかいなかった。