「いつまで待たせるつもりだ。荷物ごときに時間を使うな」 「だって化粧品とか色々荷物に詰めたりしてたから…」 タンカーを3個もかかえて家から出ると ルナは溜め息をついて呆れていた。 「そんなにいらないだろ…」 「ご、ごめんなさい」 「まったく…。13年前の少女とは思えないくらいだ」 ルナはタンカーを2つ持ち歩き始めた。