「…私の血を飲めばおさまるはず」


すぐ近くに落ちていた細い木の棒を取り


自分の腕に向かって刺そうとしたが、


ルナに腕を捕まれた。



「っ…何をやってるっ」


「私の血を飲んで!そしたらおさまるはずだよ!」


「ふざけんなっ…絶対に血を出すな」