ヴァンパイアナイトの約束



クマのぬいぐるみを抱きしめながら


その女はずっとこちらを見ていた。



「ねぇ、何してるのぉ?」


「………」


こいつ、俺がヴァンパイアと知らずに


平気で話しかけてくるとは。



「ねぇねぇ~」


「…うるさい、さっさと帰れ」


「私はねぇ、ここでパパとママが来るのを待ってるの!」