私が震える腕を 押さえつけてると 将平が心配そうに頭を撫でてくれた 「ありがと……」 思い出したい私の心と 裏腹に体はそれを拒否してる そんなに辛い事が 私の過去にはあるのかな? それでもやっぱり……… 「じゃまた明日」 「あ…うん。ありがと」 考えながら歩いてると いつの間に家についていた