「はい」 はめられていた鍵を 将平が私の手にそっと置く 「開けなくてもいい…」 「え………うん」 将平は私の 小さく震えてる手を見て 心配そうに呟いた 「………ごめん、やっぱ…まだムリ」 「大丈夫。」 どうしても やっぱ 怖いよ……………