邪念を振り払うように 頭を左右にふってから 門に手をかけた。 「あ、心華おそーい」 声のした右に視線をむけると 図書室の人がいた。 「なっ、なんで?!」 「まあまあ、ほら乗って。 遅刻しちゃうよ」 「いやいやいやっ 意味分かんないしっ」 私が拒否ってもお構いなしに 私の腕を引っ張って 無理やり自分がのってる 自転車の後ろに私を乗せた