病室に一人座ってる心華

驚いて目を見開いた


よくみると目には涙の跡があった


思わず俺は抱きしめていた


「やだ!離して!

もう会わないって決めたの!

記憶も戻さないって!」


強く拒まれても離せなかった


「ずっと…こうしたかった」

「……やっ、やめて」