誰からも望まれずに


生きる事しか罪の償い方が


分からなかったから



なのにさ図書室で笑顔で


気持ちよさそいに寝る心華を見たら



“抱き締めたい”


“また俺に笑いかけてほしい”


“俺の名前を呼んでほしい”



そう、思ってしまった。



同じ学校なのは知ってた

お店によく制服でくるから

だから1年のとこには
遭遇しないように気を付けてた

気を付けてたはずなのに……


会ってしまうとダメだった




そんなずるい俺を

気遣ってくれるなんて

思わなかった


感謝のが胸を締め付ける