「え、じゃあ今は?!」 「?」 「あなたは今どうしてるの?! お母さまだって確か… 他に身内もいないって……」 俺はこの人が何を言ってるのか 正直わからなかった。 「今はお母さんの友達だった人に 仕送りを貰った、り 自分でアルバイトしたり…です」 「そう…」 そう言って心華のお母さんは 少し切なく安心したように微笑んだ その顔に 怒りも憎しみも感じなかった 「・・・・なん、でっ?」 「?」