「心華?!」 立ち上がった瞬間 視界が揺れ私は倒れた 将平とみんなの声の中に 加奈子の先輩早く という声だけがはっきり聞こえた そのあとすぐ優しい腕に包まれた 将平じゃない…… 亮の……… 「…行かないで……亮」 「!!………大丈夫、いるよ」 その声に私は 安心したのか そこで記憶が途絶えた