私の運命は
この日、この瞬間ガラリと変わった。

私はいつも通り 学校へ向かう。

そして
みんなと同じように過ごし、
なんとなく毎日が過ぎていった。

なのに

日頃からいじられキャラというのが
ついていた私、、、


でも


この日、この瞬間から
いじられキャラがイジメられキャラに
変わっていった。

というのも

世間で言うハブる。とかそういったわかりやすいものではなくて
今までどおり、いつめんと呼ばれる
いつも一緒にいるメンバーで
一緒にいることに 変わりはなかった。

でも
今日は違う。

一人の子が
突然 私のカバンを引っ張った。

私も遊び半分で楽しかったけど
それが徐々に
いじめへと変わっていった。

カバンを引っ張ることから始まり、
今では髪の毛を引っ張られる。

普段、イジられキャラだと言っても
ここまでされるのはどう考えてもおかしいと思った。

そして

私は当時はやっていた交換日記を親友の幼馴染みと二人でしていたので
そのことについて書くことにした。

その場に幼馴染みもいたが
止める気配もなかったので、心配になったのだ。

そしてその次の番で
交換日記を受け取った私は真っ先に日記を開いた。

そこにはこう書いてあった。

ごめんな。助けてあげられへんくて
でも、今度されてたら絶対助けるから!
ずっと味方やで!

私は親友を疑ったことに情けなく思った。
だが
それと同時に その時に見て見ぬ振りをしておいて交換日記で謝罪するというのが
少し、許せなかった。