キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴り、一斉に私のところに人だかりがおきる。




いつもはそんなことなく、全員私のことを無視しているくせに。




なんか、腹が立つがしょうがない。



だって、その人だかりよりも腹が立つことがあるからだ。



なんとも、運が悪い。


蒼と翠春が私をはさんでいて、



その斜め後ろが、透。




もう一度言う。







なんとも運が悪い。