ゆっくりとドアが開く。






次の瞬間、






キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!






という悲鳴にも近い叫び声が巻き起こった。





次から次へとくる言葉は
『イケメン』
とか、
『かっこいい』
とかだった。





その状態に男子は腹が立つのを通り越して、

女子と一緒に『イケメンや!』
などと言っている。






すると、いきなり先生が言った。



「お前ら‼︎落ち着け‼︎」






びっくりして、みんなの動作が止まった。






「よし‼︎いい子達だ。それでは自己紹介をしてもらうから、みんな静かにな!」