おっそいなー。




愛花が行ってからかれこれ1時間は立っているだろう。





『愛花へ、

今日、先に帰ってもいい?』





一応メールしたけど…





送信ボタンを押すのが怖い。




愛花が、頑張っている最中に、悪いな。




「よし!送っっ信!」





天に向けて、私は送信ボタンを









押した。