「どうする?私…待ってよっか?」







「う、うん。お願い。」





ぎこちない。




これじゃ、緊張してるのまるわかりだよー。




しかも、手と足おんなじに出てるし…






「頑張ってーー!」




私は手を振りながら言った。





愛花は振り返ってぎこちない笑みを浮かべ、





まこっちゃんのいる、





生徒玄関へ、歩いて行った。




愛花が、チョコを持って帰ってきたら、失敗。




逆に持って帰ってこなかったら、



成功だ。