「あーん……///」
あたしは、フォークにさした卵焼きをりゅうくんの口元に持っていく。
パクッ
「ん!……美味い//」
もぐもぐしながら、褒めてくれるりゅうくん。
「よかった」
あたしは思わず笑顔になる。
「さな、料理上手いね!……俺の分も作ってきて欲しいくらい//」
え、ちょいまち。
これ作ったの母親なんですよ。
でも……言えない。
「りゅうくんは?」
話を逸らそうと、あたしはりゅうくんのお弁当を見た。
えっ!それはどう見ても。
「パン?!」
「そう。パン」
微笑みながら、パンを食べ始めるりゅうくん。
これって……お弁当……。
あたし作ってきたほうがいいよね?
ままに教えてもらえば言い訳だし……。
りゅうくんのためならできそうだもん。
「りゅうくん!……明日、あたしお弁当作ってくるよ!」
「え、いいですよ。迷惑でしょ?俺は、大丈夫ですから」
