「りゅうくん……?」


「あ!終わった?じゃ、行こっか!屋上!」

「うん!」

あたしは、りゅうくんについていく。


[これより先、出入り禁止]

「あ、りゅうくん!これみて!屋上行けないみたいだよ?」

「平気だよ。俺、鍵持ってるし!大丈夫だから、はやく行こっ」

「う、うん」

ガチャっと音がして扉が開いた。